デザインは愛かも

緊急事態宣言も解除されつつあり
6月からはスクールも通常通り始めれそうかな。

ロゴマークのデザインスクールでは
デザインの考え方を学ぶというのが
はじめに習うことなのですが
なかなか伝えるのが難しいとこですね。

その昔、私とよっさん（ダンナ）は
同じ会社に勤めていて上司と部下でした。
2年くらい一緒の課だったわけですが
1年経った時、その上の上司が私のところへきて

「今度配置換えがあるけど、おまえ、今度誰の下がいいんだ？」
え、上司選べるの⁉️
とビックリしましたが
「吉田さんでいいです」
と答えたところ
「え、ホントにいいのか⁈」

と上司もビックリ😁

当時よっさんは厳しくて気難しくて
女性の部下は長く続かなかったらしい。

私は社内で「デザイン」が出来る課は
ここだけだと思っていたので
そう答えました。

確かに入社したばかりのころの
吉田課長はどんなデザインを持っていっても
けちょんけちょんで💦
これはもう意地悪としか思えない。
と思ったこともありました😆

よく近くの商店街を歩きながら
泣いて帰りました。

まぁその人と将来結婚するとは
夢にも思っていませんでしたが😆

ま、その話は置いといて…

でも何度もやり直しを繰り返していくうちに
今度は絶対説得してみせる、
と考えて考えて持っていくと
OKがでる。

なるほど、意地悪ではないのだね🤔

今ならわかるのです。

私もスタッフが
デザインを持ってくる時
こんなもんかなって
気持ちが見える時のデザインは
がっかりするような
心が平たくなるような
なんともいえない気持ちになるものです。

私はミスを責めることはしないし
仕事が遅いことも仕方ないと思う。
でもこんなもんかなデザインを見ると
無性に腹立たしくなるのです。

未熟でもこういうことがやりたいんだな
ってのが見えていれば
少し補足をしてあげれば大抵良くなるし
こちらもなんだか嬉しい。

それはなんだろな。
仕事に対する愛情なのか。
自分の作り出したものへの愛情なのか。

どう持っていきたいか。

これが大事ですね。
デザインに十分表現されてなくても
考え方をプレゼンする。
気持ちが伝わるようにする。
そうしたらそれがダメでも
そこからまた進める。

その勤めていた会社で3年目になると
設計専門の部署へ行くことになり
そこの上司の口癖はOKだと
「よし、このデザインは魂がこもっとる。はいOK」

「魂」はなんだけど💦
「愛」かな・・・
そういうことかな✨

キャラクターデザインは特に愛がいっぱい❤️

6月から仕切り直して始めますよ！