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5、これからデザインする人たちへ

〜店舗のキャラクターデザイン〜

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 最後にこれからデザイナーを目指すトライデントの生徒さんに、アドバイスをしました。デザイナーは何かを生み出すのは楽しいけど、時には苦しくなることもあります。いい仕事がしたい!そしていざそのチャンスが来た時、普段からこんなことをしておくといいのかなって思っていることです。

★スキルは身につけておく

デザインスクール

学生のうちにスキルを身につけておきましょう。昔と違って企業さんは人を育てている余裕がありません。即戦力を求められる時代です。経験はなくても何かできることを身につけておけば会社の役に立つことはもちろん、それは自分の財産にもなります。

⚫︎Illustrator、Photoshopなどのグラフィック系ソフト→デザイン業務には欠かせません。

⚫︎WordPress(WEB製作ツール)→コーディングまでできなくてもWordpressの仕組み、使い方は学んでおきましょう。ホームページの運営は最近では社内で行うところが多いです。

⚫︎Canva(無料デザインツール)→デザインのソフトとしてIllustrator、Photoshopに比べると、できることは限られていますが使い方が簡単で、動画作りにはとっても便利です。

⚫︎デッサン力→キャラクター作りには大事です。人間や動物の基本を描けるようになりましょう。

⚫︎パース→インテリアパースでなくても、建物のイラストを描く、部屋のイラストを描くなどの時必要です。

★洞察力を磨く

デザイナーは本質を見抜く力が必要です。相手が何を求めているのか間違えるとせっかくの提案も台無しです。表面の言葉だけを鵜呑みにせず、その場で深い質問ができるようになるといいですね。普段から「なぜ」「誰のために」「何のために」と考える力や、人間観察などしておくといいでしょう。

★デザインだけでなくロジックも身につける

見た目だけでそのデザインの良さが全員に伝わることは難しいです。

なぜこのデザインになったのか、このデザインが必要なのか、伝えるには言葉や文章が必要です。デザインは考え方を表現するもの。ロジックを考えることでデザインを見直すこともあります。自分の考えを言葉にもできるようにしましょう。

★分析する

なぜこのデザインなのか普段から色々なものを見て分析しましょう。

私のデザインスクールでも教えていることの1つに
「自分の好き」を分析するということを教えています。

「これが好き」と思ったのはなぜか?

「構成」が好きなのか「色」が好きなのか「イラスト」が好きなのかなどなど、分類しておくのです。そうすることによって自分らしさの追求もできるし、いざデザインする時「構成」はこれ、「色」はこれ、と引っ張り出すことができます。そのまま真似はもちろんいけませんが、そういう取り方はしてもいいと思います。

私はPinterestで分けています。
参考に↓
https://jp.pinterest.com/gongaritomoko/スクール用/

★自己ブランディングする

デザイナーに限らず自分をアピールするために、自分は誰なのか端的に説明することは大事なことです。今後就活にも役立ちますし、こういう自分になろうという目標にもなります。

こんなふうに考えてみてはいかがでしょう。

⚫︎誰に役立つ人間なのか。
⚫︎自分の機能的価値は? (スキル、経験など)
⚫︎自分の情緒的価値?(感情に訴えかける価値)

私の場合はどうでしょう?

「私はお店を持ちたい、起業開業したい方へ役に立つブランディングデザイナーです。私には30年のキャリアと優しくて可愛いデザイン力があります。」

自己ブランディングをするときにおすすめしている本があります。前のブログでも紹介した私が所属するブランドマネージャー協会の講師の方が出版している「選ばれる人になる『パーソナルブランディング』の教科書」という本です。とても面白いのでぜひ読んでみてください。

以上5回にわたって店舗のキャラクターについて、また今回のデザイナーを目指す方へのお話しをさせていただきました。

ありがとうございました。

誰かのまた何かの役に立てれば嬉しく思います。

それではまた!
楽しくデザインしましょう

高橋知子

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