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中学校でのデザイン講義

先日中学校にてデザインの講義をしてきました。

中学生デザイン興味あるのかな?

何が良いだろう?

デザインは絵が上手とか才能どうこうじゃなくても考えることができる

ってことかいいかなと思い

店舗のブランディングのお話と

グループワークにしました。

目次


デザイナーとは

まずデザイナーとはどんな仕事をする人?

デザイナーというと
「おしゃれなものを作る人」

それは
おしゃれが必要な場合は合っています。

でもそうでない場合も
デザインは必要なのです。

どんなお店なのか

誰に来てほしいのか

どんなイメージを持ってほしいのか

これを形にする人です。

「デザイナーは、お客様の『想い』を整理して『伝わる形』にする人です」

将来デザイナーになる子のためにデザイナーになってよかったこともお話しました。

そのお店、会社が成功すること

お金よりも人に喜ばれ感謝されること

自分の考えたことが形になり残ること

ですね。

「頼んでよかった」
こう思われることが何より嬉しいです。

よいデザインとは

次に良いデザインとはどんなデザインなのか

中学生の身の回りにあるデザインを考え調べてみました。

非常階段のデザイン

文字が読めなくてもわかる

日本人でも外国人でもわかる

急いでいても一瞬でわかる

★アプリのアイコン

開きたいアプリをすぐに見つけられる

小さくても区別できる

色と形が覚えやすい

非常階段のデザインは「おしゃれ」ではないけどしっかり役割を果たしていますよね。

ブランディング体験

そして当日のグループワークとして「ブランディング体験」をしてもらうことにしました。

皆さんがお店のデザイナーになったとして、どんなお店にしようかデザインする前の「考える仕事」をしてもらいます。

その前に

「良いデザインのお店」
「よくないデザインのお店」

を例にあげてみました。

ハンバーガーショップです。

こちらは

入りやすい

何のお店かわかる

価格帯が想像できる

一方こちら

入りにくい

何屋かわからない

高そう・怖そう

情報がない

「良いお店のデザインとは使う人が迷わないデザイン」なのです

そのためには「ブランディング」が必要です。

ではブランディングとは何か、ですが

簡単にいうと共通のイメージをみんなに持ってもらうことです。

そのためにはしっかり分析しておくことが必要なのです。

グループワークではその分析をみなさんにしてもらいました。

次の3つの中からお店を選びます。

カフェ

ケーキ屋

ペット用品店

そして分析シートに記入しながら

グループでどんなお店か考えてもらいました。

・場所
・価格帯
・特徴
・ターゲット
・お客様に期待されること
・人気になる手段
・カラーイメージ
・デザイン、制作するもの

といった項目をグループで考えます。

発表

グループごとに発表です。

カフェとケーキ屋に分かれました。

郊外の一軒家カフェであったり、駅前のケーキ屋さんであったり、こんなお店があったらというアイデアがたくさん生まれました。

みんな緊張しながらもしっかり発表できました♪

質疑応答

実際には質疑応答の時間がほとんどなくなってしまいましたので、事前にいただいた質問に抜粋ですがここでお答えしようと思います。

どうやってデザインを考えてるのか教えてください

まず相手の話や想いをよく聞いて、見た目だけでなく「どんな方向のデザインにするか」を考えます。そしてデザインを作り、最後にその方向に合っているかをもう一度チェックします。

デザイン力をつけるために、中学生の時からやっておいた方が良いことを教えてください

その時々にスキルを身につけておくことも重要ですが、選ばれるデザイナーになるためには個性も大事。自分の「好き」を分析しておくことで自分のスタイルが見つかります。自分の「好き」を色、構成、言葉、写真などに分類しておくとヒントになりますよ。

グラフィックデザイナー兼画家として働くことはできますか?

デザイナーは相手に伝えるための仕事、画家は自分の表現をする活動という目的の違いがあります。はっきりと切り替えることができればできると思います。

今後AIに仕事を奪われる可能性はありますか?

すでにあると思います。AIにできない唯一無二のものを探求することが大事だと思います。

私は話すのが苦手なのですが、デザインを作る時にコミュニケーションが必要ですか?

必要なことです。良いデザインだけでなく、なぜこのデザインなのかきちんと言葉で説明することができなくてはいけません。コミュニケーションというより自分の考えをしっかり伝えようと思う気持ちが大事です。

このような講義をしました。

最後に今日の講義はデザイナーにならなくても使えますということをお話しました。

相手のことを考える力

伝える力

考えをまとめる力

が大切なのです。

初めての中学校の講義でどうやったらわかりやすいか迷った部分もありましたが皆さんしっかり聞いてくれて理解してくれた様子でよかったなと思いました。

1日2回の講義で計50〜60名の生徒さんたちが聞いてくれました。この中で将来デザイナーになりたいって思ってくれた子がいたら嬉しいですね。

その後感想も届きました。

一部掲載させていただきます。

「講師の方のお話や体験の中から、心に残った言葉や出来事」

何もないところから物を作るという言葉

お客様の想いを形にするという言葉

良いデザインは使う人が迷わないもの。やりがいや嬉しいことはお客さんが喜んでくれることで達成感がある。班の人と楽しく協力してやることができた。

やりがいなどのお話で「お金ではなく、人に喜ばれることがうれしい」と言われていて、デザインだけでお客さんを笑顔にできるんだなと思って感心した。デザインを考えるのはとても難しくて、結構な時間、アイデアを考えていた

デザイナーとアーティストは違うものでデザイナーは自分の考えよりもオーナーの考えが大切ということ

自分で考えて、お店のカラーイメージや場所などを決めることなんて、やったことがなかったのでとても楽しかったです。

・すべてのデザインには理由がある。
・デザインを考えるときは、分かりやすさ、伝わりやすさを大事にする。
・ブランディングデザイナーとは「思い」を形にする職業。
・ブランディングをするときに話題性だったり、目新しさを考える
・中学生の時からやっておいたほうがいいこととして、資格の勉強をするといい

お客様が喜んで感謝してくれることがやりがいだと言っててすてきだなと思いました

つくるを形にするという言葉がとても印象に残ってかっこいい!と感じた。デザインの案を考えるときにたくさんこうしたらもっといいとかアドバイスとか言ってもらえて勉強になった。

すごく嬉しいですね!!その他にもたくさんの素敵な感想をいただきました。

また機会があったら教えてみたいです。

デザイン講義

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